公開日:2020/01/02
メモの取り方って何が一番良いのか悩んだことありませんか?
以前、手帳の使い方について、
目標実現をするためにはどのように活用するべきかを考えました。
その際に、メモの取り方も重要な要素になると感じたので、
メモの魔力をはじめとした著書などでメモの使い方を勉強しました結果、これは役に立つと確信したので、情報を発信したいと思います。
【メモの取り方】仕事を覚えるメモの取り方
メモは「事実の記録」と「知的生産のため」の2種類存在する
「事実を記録する」ことばかりを意識してメモを取っていませんか?
メモは事実を記録して終わりにしていては勿体無いツールです。
- インプットした事実を一覧化
- 事実を元に得た「気づき」を他の事象にも応用できるように「抽象化」
- 自らのアクションに「転用する」
特に「抽象化」のやり方にポイントがあります。
「5W1H」に当てはめて抽象化していくことが大切です。
これはメモの魔力にも記載されており、「what型」「how型」「why型」の「問いかけ」に対応するように抽象化すると良いと紹介されています。
「what型」:目の前にある現象や考え方を抽象化して言語化する
「how型」:目の前の現象が持つ特徴を深掘りして考える
「why型」:別の企画に転用するために、成功の要因を考える
例えば、
「先輩の言葉をしっかり聞き、忘れないようにする」というメモを取っていたとします。
これを「what型」で抽象化すると、
「アドバイスは逐一メモを取る」ということになりますね。
「how型」では、
「どのような背景でこのメモを取ったのか?アドバイスをしてくれる人に何回も同じことを言わせるのは失礼だし、非効率だということかな」という特徴を深掘り、
「効率化ならびに相手への礼儀に繋がる」と抽象化可能です。
「why型」では、
「自分より知識と経験がある人からのアドバイスを活かす」ことは今の仕事だけでなく、他にも転用ができる。
「新規事業を企画する時には、その事業の経験者からのアドバイスを聞くと良い」
というように抽象化できます。
「why型」が最も重要
なぜ「why型」が重要なのか?
「why?」という問いかけによって抽象化した内容は、他に活かすことができる可能性が高く、もともと他のコトで学んだメモであり、成功のインパクトも高いためです。
知的生産性をあげるためのメモ抽象化のまとめ
見聞きしたメモ(情報)から、
- 具体的な情報を正確に受け取る
- 気づき、背景、法則、特徴など他に応用可能な情報を抜き取る
- 抜き取った情報を別のモノに活用する
「具体性→抽象化→他に活用」の思考プロセスを持つことが、メモを取るために必要な考え方です。
普段の仕事でとるメモから意識していくことで、仕事が身につきやすくなり、また効率化に繋げることができます。
メモの取り方を改善し、仕事をいち早く覚えて活用していきましょう。