公開日:2019/11/29
Excelスキルを上げるにはショートカットキーを極めることが最強
誰でもすぐに身につけられるExcelスキルは間違いなくショートカットキーです。
今回はExcelを仕事で毎日8時間ほど使っている私がExcelのコツであるオススメのショートカットキーを紹介します。
《Windows向け》
結論:Excelにマウスは必要ない
はじめに結論から言います。
「Excelにマウスは不要」
それはなぜか。キーボートがあればほとんどすべての動作が可能だからです。
いちいちマウスに手を伸ばさない。それがExcelにおいて最強の時短、効率化と言えます。
では、具体的にどうすればよいのか。それはショートカットキーを活用することが非常に重要になってきます。
"Alt(オルト)"キーを制すものはショートカットキーを制す
まず最初に覚えるべきは「Alt(オルト)」キーを使うことです。
理由はExcelのショートカットキーの大半に「Alt」キーが関係するためです。
実際にExcelファイルを開いてみた状態で「Alt」キーを押してみてください。
水色の枠で囲った部分にアルファベットが付きました。
「Alt」キーを使用したショートカットキーは、常に目で確認しながら使用可能です。
- 暗記が必要ない
- なにより汎用性が高い
この2点の理由からぜひとも今から使ってほしいショートカットキーのひとつです。
(覚えなくてもいいとは言いつつも、使用頻度の高いショートカットキーは自然と覚えてしまいますが)
例えば、実際に罫線をつける場合は「Alt」→「H」→「B」→「A」です。
このような感じになります。
1:「Alt」キーを押し、「H」キー(ホーム)を押す
2:「B」キーを押す
3:「A」キーを押す
視覚的に確認できるので、今からでも実践できるショートカットキーだと思います。
コピー&ペーストはctrl +vを使わない
皆さまおなじみのコピー&ペースト(以下「コピペ」)ですが、普段そのように使用していますか?
「Ctrl」+「C」
→ 「Ctrl」+「V」
でしょうか?
今後は「Ctrl」 +「v」のショートカットキーを使ったコピペは一切しないでください。
これは非効率的なショートカットキーだからです。
今後はコピペのときはこちらのショートカットキーを使いましょう。
「Alt」→「E」→「S」→「貼り付けたい形式を選択」
例えば、先ほどの表で数値だけをコピペしたい場合
これだと罫線まで貼り付けてしまいますよね。
そこで、「Alt」→「E」→「S」→「貼り付けたい形式を選択」を使ってみましょう。
貼り付けをする形式を選択することができます。
今回は値ですので、「V」を選択し、「OK」(Enter)を押しましょう。
これで数値だけをコピペすることができました。
このショートカットキー、はじめは違和感があるかもしれませんが、使用していく内に段々と慣れていきます。根気よく使ってみてください。必ず時短に繋がります。
最後に
一動作で3秒短縮できたら 、1日でどのくらい効率化されるでしょうか。
Excelを中心に仕事をしている人は少なくとも細かい動作を含めると600動作はいくのではないでしょうか。
ざっくり1,800秒。一日30分の効率化になりますね。
これを一週間、一カ月と継続すると無視できないほどの効率化ですよね。
小さな積み重ねこそ、Excelスキル向上、さらには仕事の効率化に直結します。
「ショートカットキーはすぐに誰にでもできる最強のExcelスキル」です。