公開日:2020/01/14
セミリタイアでサラリーマンから抜け出すライフスタイルもありかもしれない
40代でサラリーマンを辞めて、「生活費8,000円」で田舎暮らし
東洋経済に40代男性がサラリーマンを辞めて、「生活費8,000円」で田舎暮らしをしているという記事が掲載されていました。
100万円台の築約100年の平屋の古民家を購入し、固定費をほぼゼロにすることで生活しているとのことです。
「1カ月の生活費は約8,000円で、4月に引っ越してきて以来、ごみを捨てたことがない」
・・・(中略)
日当たり良好な敷地内の畑では、大根やジャガイモ、人参、レタスなどの葉物野菜やパクチーがすくすくと育っている。みそなどの調味料も手作りし、コメ以外の食料品を買うのは月に1回程度。取材に訪れたのは12月20日だったが、「今月に入って買い物にはまだ行っていない」と話す。
・・・(中略)
嗜好品のアルコールを飲む際には、ペットボトルや缶入りは買わず、紙パックのものを購入して、ごみとして出たパックは、料理の際の焚き付けとして燃やしてしまう。
みそなどの調味料も自宅で造っているため、無駄なごみは出ない。アルミホイルなどごくわずかにごみは出る。だが、移り住んで8カ月になる12月の段階で、買い物袋の約半分を満たす程度。「1年に1回はごみ出しすることになりそうだ」という。
生活費を極限まで減らし、農作物を育てることで自給自足に近い生活を送ることができている点が強みです。
30歳、資金1,000万。会社ではなく自立した生活のためにセミリタイア
こちらが30歳、資金1,000万で会社勤めを辞めてセミリタイアしたミクさんのブログです。
ミクさんも中古の物件を150万で購入し、固定費を抑えるライフスタイルを選択しています。
やはり、セミリタイアで重要なポイントの一つに「住居費用を極限まで抑える」ことが挙げられます。
セミリタイアは少なくとも5,000万円~1億円程度稼いでからゆったり生活していくという印象もありました。しかし、固定費を抑えることで、さらに少ない資金で、より年齢の若いうちからセミリタイアをするという選択肢もあるということがわかりました。
<まとめ>セミリタイアのハードルが下がっている
インターネットさえ繋がれば情報収集は可能ですし、動画も見ることができ、娯楽にも困りません。そのため、地方で生活していくハードルが下がっています。
会社員を「セミリタイア」し、自由な暮らしを得ることを選びやすい環境が整っていると言えるかもしれません。
選択肢の一つとして意識しておくことで、もし会社を辞めることがなくとも心の余裕を手に入れることができると思います。