公開日:2019/12/27
【サブスクリプションとは】サブスクの意味とメリット・デメリット
「最近よく聞くサブスクリプションって何だろう、、、」
「サブスクリプションってなんとなく知ってるけど、結局何がメリットなんだ、、、?」
・・・といった疑問をお持ちの方に、
サブスクリプションのすべてを、できるだけ具体例を添えてシンプルにお答えしていきます。
この記事を読み終えた頃にはサブスクリプションマスターになっています。
サブスクリプションとは?
サブスクリプションとは何かを説明する前に、
ちょっとここで皆さんが使っているだろうサービスをあげていきますね。
- Amazon Prime (アマゾンプライム)
- Netflix(ネットフリックス)
- hulu(フルー)
- Spotify premium(スポティファイプレミアム)
- Apple music(アップルミュージック)
さすがに全部までとはいかなくとも、どれか一つは使ってるサービスがありませんか?
実は、これらすべてのサービスがサブスクリプションというビジネスモデルが採用されています。
サブスクリプションとは、皆さんが想像している以上に身近なサービスなのです。
さて、具体的なサービスがイメージできたところで「サブスクリプション」とは何かという疑問にお答えします。
<サブスクリプションとは>
数あるビジネスモデルの一つです。
利用者(私たち)は”モノを買い取る”のではなく、”モノの利用権を借りて”、利用した期間に応じて料金を支払う方式のことをいいます。
なぜサブスクリプションが浸透し始めたのか?
サブスクリプションというビジネスモデルが流行り始めた背景には、モノを所有することよりも、モノを使うコトに対して価値を感じるようになった「所有から利用へ」という消費者の志向変化にあります。
最近では「シェアリング」も流行っていますよね。シェアハウスやシェアカーなど、これらも所有から利用の流れによるものです。
サブスクリプションの語源
英語の「subscription」(サブスクリプション)には、新聞・雑誌などの「予約購読」、「年間購読」の意味があります。
そこから転じて、「有効期間の使用許可」の意味をなり、現在はビジネスモデルの一つとなっています。
サブスクリプションは3つのフェーズが存在する
サブスクリプションは1.0~3.0の3つのフェーズに分類することができます。
・サブスク1.0
従来からある商品・サービスの料金体系が定額制になっているものが「サブスク1.0」です。
新聞の定期購読や牛乳の宅配などと同じレベル感だと思っていただけるとわかりやすいです。単なる定額課金に近いですね。
日本生まれのサービスはほとんどこの「サブスク1.0」のフェーズですね。
・サブスク2.0
商品・サービスを「購入」するのではなく、「利用」するサービス形態が「サブスク2.0」です。
契約プランが複数用意されていて、利用者が好みで契約プランを選択するスタイルですね。
契約中は「借り放題」「聴き放題」「見放題」・・・などといったサービスが多いです。
・サブスク3.0
「サブスク2.0」に加えて、利用者の消費状況や嗜好、行動をデータとして収集・把握し、AIを使用して、より利用者の嗜好に合うサービスをレコメンドする機能が付いた形態が「サブスク3.0」です。
AmazonやNetflix、Spotifyのような海外大手のサービスが「サブスク3.0」のフェーズにあたります。
サブスクリプションのメリット・デメリット
私たち利用者からみた、サブスクリプションのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット
・買い切り型と比べると初期費用を抑えることができる
・プラン変更や解約、休止がしやすく、お試しプランなどが使えることが多い
・常に最新状態にアップデートされたものを使用できる
・固定資産にならず、経費計上が可能
デメリット
・長期的な視点で考えると、買い切り方よりも費用が高くなる可能性がある
・利用していないときでも料金が発生する
・利用しない機能や興味のないサービスも含まれている場合がある
・サービス停止のリスクがある
・契約更新時に値上げが実施される可能性がある
サブスクリプションのまとめ
以上がサブスクリプションとは一体何なのか・・・という説明でした。
最後に要点だけ改めてまとめておきますので、また見返す機会がありましたらここだけさっと確認してみてください。
・サブスクリプションは「モノの買い取り」ではなく「モノの利用権を借りる」こと
・サブスクリプションの提供形態は1.0~3.0の3つのフェーズに分類することができます。
・メリット:プラン変更や解約、休止がしやすい。常に最新版を使用可能
・デメリット:長期的には費用が高くなる可能性あり。不要な機能も付いている場合あり
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