公開日: 2019/12/15 更新日:2020/04/11
記事のポイント
・既卒者・既卒ニート・フリーターでもミスマッチなしで優良企業の正社員になれる方法がある
・就職する上で「仕事のやりがい」だけで決めることは危険信号
・企業のミスマッチをなくすためには就業体験→正社員就職のルートこそが最も確実な方法
「既卒でミスマッチのない就職するのは難しいよな、、、」
「日本は新卒が優先されるから一度フリーターになったらもう満足のいく会社にはどうせ入れない、、、」
「一度も働いたことのないニートだからもう正社員は夢のまた夢、、、」
…そう思って行動をやめてしまっていませんか?
そんな方でも全く心配ありません。
むしろ、既卒者限定で、しかも入社後のミスマッチがほとんど無く優良企業に正社員で就職できる就職支援事業が存在するんです!
これから実際の制度の中身や体験談を踏まえて、ミスマッチ無しで優良企業の正社員になるための方法を説明していきます。
既卒者・既卒ニート・フリーターでもミスマッチなしで正社員に就職する方法
<優良企業の正社員になるための3つのポイント>
1.既卒者・既卒ニート・フリーター
→既卒専門の就職支援事業を活用する
2.ミスマッチなし
→入社前に短期間のインターンを行うことで雰囲気を知り、合わないようならば別の会社を選択
3.仕事のやりがいは得られるか
→正社員になり、そこでやりがいを見つけていくスタイル。まずは就業体験をしてミスマッチを回避することから。
既卒専門の就職支援事業に関しては後述しますが、
「どこでも良いから正社員に就職すれば良い」という考えをお持ちの場合は認識を改める必要があります。なぜなら、入社後にミスマッチを感じる可能性が高いためです。
「仕事のやりがい」での正社員就職は危険?
正社員+やりがいさえあれば充実する…というわけではないんです。
実は仕事のやりがいだけでは 仕事を継続することは難しいというのが現実です。
新卒の約6割がミスマッチ就職により、入社を後悔しているというデータもあります。
今回は具体例で良い例と悪い例を紹介しますが、
双方のパターンの共有点は「仕事のやりがい」だけでなく、「報酬面」や「企業文化」などの満足度も重要だという点です。
仕事にやりがいを感じる企業ベスト1は「日本マイクロソフト」
企業口コミサイト「キャリコネ」は「情報・通信業界の仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表しました。
仕事にやりがいを感じる企業の第1位は「日本マイクロソフト」という結果だそうです。(情報・通信業界編)
<仕事にやりがいを感じる企業ランキング>
1位:日本マイクロソフト
2位:Google
3位:Amazon Japan
4位:サイバーエージェント
5位:ワークスアプリケーションズ
第1位の日本マイクロソフト社員の口コミを紹介します。
「自分自身のやるべきことが明確なので打ち込みやすい。裁量も含めて、与えられるものが大きいため、仕事のやりがいはある。チームメンバーも優秀な人が多く、刺激がうけられる。また結果と報酬という観点でも、仕組みがしっかりしているので相応の報酬を得られるのも魅力」(法人営業/30代後半男性/年収1000万円/2016年度)
(キャリコネニュースより抜粋/一部フォント変更)
<ポイント>(良い例)
・仕事のやりがいがある
・報酬面でも魅力的に感じている
やりがいのほかに、報酬面で満足感が得られているからこその第1位なんですよね。
仕事のやりがいだけでは続かない
以下の東洋経済の記事で仕事のやりがいは最初から最後まであったが、猛烈な後悔をもったまま退職してしまったケースを紹介しています。
自分が勤める会社のポイントを、その会社の理念や社長への共感に求めることは長く働くうえでは非常に大事な要素です。ただ、長く働くために必要なことはそれだけではないのです。
・・・(中略)
「やりがい搾取」と呼ぶことがありますが、中小企業であろうがしっかりしている会社はしっかりしているし、大企業でもダメな会社は存在します。それを選択してしまうのは自分自身が情報弱者であることも要因の1つとなっているのです。
(東洋経済オンラインより一部抜粋/一部フォント変更)
<ポイント>(悪い例)
・仕事のやりがいはあった
・しかし、報酬面と制度面で壊滅的にミスマッチであった
つまり・・・
ただ就職サービスを利用して就職するだけではミスマッチが生じる可能性があり。
インターン(現場体験)を実施してから就職するかしないかを決めるべきだということがわかります。
→インターン(現場体験)があり、圧倒的な就職率を誇る就職事業を活用すれば、ミスマッチのない正社員就職ができる可能性が非常に大きいです。
就業体験から始める就職活動【若者正社員チャレンジ事業 】を活用しよう!
インターン(20日間の現場体験)があり、圧倒的な就職率を誇る就職事業とは「就業体験から始める就職活動【若者正社員チャレンジ事業】」です。
当事業は、「働きたい」という想いを持ちながらも、さまざまな事情からそれが叶わず、ニート、フリーター、派遣社員、無職状態になっている29歳以下のみなさんを、カウンセリング、セミナー、企業紹介、実習、奨励金制度などで支援し、正社員として働く道を切り開くために生まれました。
就業体験からはじめる29歳までの就職活動「TOKYOインターンUP to 29(若者正社員チャレンジ事業)」は、29歳以下の求職者を対象に、セミナーと就業体験(インターンシップ)を通して正社員を目指す東京都の支援事業です。
これまでに1500名以上の方が就職しています。
<サービスのメリット(就業体験からはじめる29歳までの就職活動)>
・リアルな職場を体験する約20日間の実習あり
(実習先の情報が事前にわかるので、安心して実習先を選ぶことができる)
・東京都内で働くことができる
・参加者の約9割が半年以内に正社員就職
・カウンセリングから正社員採用に至るまで、専任カウンセラーの手厚いサポートあり
・就職後も半年間の定着支援サービスあり
・最大10万円の奨励金あり
しかし、非常に魅力的な就職サービスですので、当然ながら参加条件が存在します。
<条件>
いずれかを満たす必要があります。
・卒業後、就職・就業経験がない方
・卒業後、非正規での就業経験のみ方
・直近2年以内に正社員の職歴が通算1年を超えていない方
過去にはこんな方が参加されています
- 正社員で就職したけれど、すぐ辞めてしまった
- 卒業後やりたいことがみつからないままアルバイトを続けている
- もうすぐ30歳。正社員として働けるか自信がもてない
少しでも共通している悩みがあるならば今の環境を変えるチャンスです。
<体験談>
・実習体験者 Yさん(IT・インターネット関連会社に正社員就職)
アパレル系の専門学校を卒業したものの、就職活動に失敗。以降は派遣やアルバイトを繰り返すフリーターとなり、実家からの仕送りを頼りにする生活が続いていた。先行きが不安だと奮起し、正社員を目指すことに。そんな矢先にこの事業を知り、申し込みを決意。担当スタッフからのバックアップもあり、無事に正社員としてのスタートを切った。
・実習体験者 Mさん(物流・貿易関連会社に正社員就職)
大学卒業後はマスコミ系の仕事を志望していたが、内定がもらえずフリーター状態に。その後はアルバイトを転々としながらも、細々と就職活動を続けていた。働く友人の姿を見て感じる、焦りと不安。タイミングよくこの事業を知り、思い切ってチャレンジ。結果、1回目の実習先の企業に魅力を感じ、応募へ。以降、正社員として日々熱心に働いている。
・実習体験者 Iさん(OA・IT機器のリユース事業に正社員就職)
短大在学中にやりたいことを見つけられずそのまま卒業。以降、学生時代からアルバイトをしていたアパレルショップ店員を継続する。その後、別のアパレル企業に正社員として勤務するも、体力的にも精神的にも厳しくなり退職することに。次の就職先をネットで検索しているとき、この事業と出会った。重視していたのは、職場の人間関係。入社後は総務部の一員として勤務している。
条件を満たしている方は大チャンスですね。迷っている場合でも一度説明会に参加して詳細な説明を聞いてみることをお勧めします。
説明会の参加は無料です。
説明を聞いてみて自分に合わないな...と感じたらそこでやめるのもありだと思います。
「まずは話を聞くだけ行ってみようかな」と行動してみましょう。
こんな悩みを持つ方もいました
・就職活動を何から始めていいか分からない
・職歴がないから応募書類が書けない
・一人の就活、誰かからアドバイス欲しい
私も現在勤めている会社はインターン(就業体験)をしてから入社を決めました。
私は5日間、朝8時30分~17時30分の就業時間を都内のオフィスで働き、就業後に他の就業体験の方と共同の課題を17時30分~22時過ぎまで進める・・・という就業体験でした。
正直な話、疲労感はありました・・・が、振り返ると実際に仕事場で就業体験を行ったことで、入社後のミスマッチは感じませんでした。自分が入社後に働く現場を知ることが就職活動では最も重要な要素だと実感した瞬間でした。
<既卒で優良企業の正社員になる方法のまとめ>
上記の3つのポイントが、既卒者が満足のいく就職し、さらにその後も仕事を続けることができる職場環境を手に入れる黄金ルートです。
もし現状で正社員就職で悩んでいる方は、ぜひ一度検討してみてください。
楽しくしっかりと働ける職場を見つけましょう。