公開日:2019/12/04
【記事のポイント】
・キャッシュレス決済はコンビニ中心
・auPAYがファミマに対応。セブン、ローソン、ミニストップの全ての大手コンビニで使用可能へ。
・これからのキャッシュレス決済市場はまだまだ伸びる
キャッシュレス決済が利用増50%の急上昇
最近、身の回りでもキャッシュレス決済を使用している人が増えてきている気がしませんか?実はそれもそのはずで、実際にキャッシュレス決済は広がってきています。
日経新聞によると、消費税増税前と比べると決済アプリの利用が50%も増加したとのことです。
<決済アプリの増加内訳>
・2019年10月の月間利用者数を8月と比較
「PayPay(ペイペイ)」:84%増
「楽天ペイ」:57%増
「d払い」:48%増
「auウォレット」:4%増
伸び率にばらつきはありますが、どの決済アプリも伸びています。
キャッシュレスの使用頻度が高いのはどこ?
消費税増税にともない、キャッシュレス決済では2〜5%還元されるキャッシュレス還元制度ですが、私たち消費者の利用が当初の政府の目的とは少しズレてきています。
政府の目的:中小企業支援
現在の私たち:少額の利用が中心。特にコンビニでキャッシュレス決済を活用。
キャッシュレス推進協議会*1によると、日本のキャッシュレス決済比率は2017年時点で21%とまだまだ市場の伸び代が大きいとの予想が出ています。
「auPAY」がファミリーマートでも利用可能に
auPay(auウォレット)を日ごろ使っている、特にauキャリアユーザーの方はファミマでの買い物で少しいらいらしていたのではないでしょうか。今まではauPayが使用できなませんでしたので。(paypayはいち早くファミマで使えるようになったのにこの差はなんでしょうか)
今回は最大20%還元のキャンペーンも始まるので、今までの遅れを取り戻すようにがっつり導入されましたね。
先ほども言及しましたが、キャッシュレス決済市場が伸びている中で、auPay(auウォレット)は伸び率が比較的低い点がはっきりと数字に表れています。
- 「PayPay(ペイペイ)」:84%増
- 「auウォレット」:4%増
PayPayはauPay(auウォレット)の21倍の利用増です。圧倒的ですね。
そのように他の決済サービスには見劣りしていますが、auキャリアユーザーの方は十二分にメリットがあるサービスですよね。ちなみに、メリットでメリットはこちらのサイトがわかりやすかったのでよろしければご覧ください。
最後に
キャッシュレス決済ですべてのサービスを受けることができればスマホ片手に旅行ができる時代が到来しますよね。5Gによりさらにサービスの充実も楽しみです。
余談ですが、ファミリーマートが最近非常に手広く消費者を囲い込もうと行動している印象を受けています。auPayの導入もその一例ですが、今までのTポイント優遇をやめ、dポイント・Rポイントも利用可能になりましたよね。このような消費者優先の施策を実行できる大手企業は素晴らしいと思いますね。
*1:スマートフォンアプリ等においてバーコードやQRコードを用いた決済手法(コード決済)について、技術的な統一仕様の確立に取り組みを促進する一般社団法人