GoogleマップよりもYahoo!マップの方が正確と言われる理由とは?

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GoogleマップよりもYahoo!マップの方が正確と言われる理由とは?

 

もはや生活の必需品として欠かせない地図アプリ。特にGoogleマップを使用したことがない人は少数派なのではないでしょうか?

そんな生活インフラになっているGoogleマップですが、実は日本国内ではGoogleマップよりもYahoo!マップの方がより正確な地図の可能性があります。ちなみに、私個人としてはこの前、新宿郊外の飲食店に行く機会がありまして、GoogleマップとYahoo!マップを使用してみたのですが、入り組んだ道はYahoo!マップの方が正確でした。

 

なぜYahoo!マップの方が正確な地図であるといえるのでしょうか?

そのポイントは「ゼンリン」の地図データを使用しているかいないかです。

 

「ゼンリン」とは?

日本で最も地図データ量を保有し、精通している地図情報会社、それがゼンリンです。

株式会社ゼンリンは、地図情報の調査・制作・販売を行う日本企業。日本国内で4社存在するデジタル地図調製業者のうちの1社で[2]、地図情報会社として日本国内最大手[3]。自社で調査した情報を基に住宅地図GISなどを制作・販売するほか、他社に対してデジタル地図やカーナビゲーション用データなどを供給している。

(ウィキペディアより引用)

日本最大手であり、ゼンリンの地図データは正確かつ緻密と評判です。その理由は圧倒的な調査のこだわりにあります。ゼンリンは1日あたり全国でおよそ1,000人のスタッフが、「実際に足を運んで調査を行う」地道な調査を毎日続けています。どんなに計測車両や調査端末が発達しても「足で稼ぐ」、現地の生の情報を収集する強みは、非常に正確な地図情報の根幹とも言えます。

 

・公式HPに詳細が記載されています。動画の紹介もあり感覚的に理解できるような紹介になっています。

www.zenrin.co.jp

Googleマップも元々ゼンリンのデータを使用していたのですが、2019年3月下旬頃に自社データに切り替えました。日経新聞でも取り上げられています。

①ゼンリンの有料地図情報ではなく自社データを使用することでコストカットを行い、無料サービスを継続し利用者の増加を狙う

②将来的にマップデータをGoogleが保有したい

...などGoogleの意図を感じます。

r.nikkei.com

・地図情報だけではないゼンリン

 ゼンリンは地図情報を一次情報(実際に脚を運んで取得した情報)として取得しており、精密なデータを保有していると紹介しました。しかしながら、ただ地図としての機能だけではなく、最新の科学技術発展にも寄与しています。一例を紹介します。

以下の記事はGPSによる測位が不可能なトンネル内で、ドローンの自動飛行を可能にする技術をゼンリンがJR北海道と実験を開始したという内容です。

japan.cnet.com

 今後、ドローンをはじめとして車の自動運転など膨大なかつ正確な地図情報の需要が高まるのは間違いありません。近い将来、ゼンリンのデータの価値がさらに高まります。

 

実際の生の声

私個人の体感だけではケースとして少ないと思いますので、GoogleマップとYahoo!マップを使用した他の方々の感想や意見も紹介します。

・Googleマップ劣化...

 ・ゼンリンデータではないGoogleマップ

・Yahoo!マップとGoogleマップの違いが明白

・Googleマップの良さもあり

・ポジティブ意見も

 

 最後に 

補足ですが、当記事はGoogleマップがダメと言っているわけではありません。国内では正確なマップがほかにもありますよ?と視野を広げていただきたいと思った次第です。何事も独占している状態は健全とは言いにくいですからね。

ちなみに実際のGoogleマップとYahoo!マップのアプリをまだダウンロードしたことないという方ははこちらからどうぞ。実際にあなたの住居周辺など身近な場所を比べてみるとわかりやすいですよ!

www.google.co.jp

map.yahoo.co.jp