都心、郊外、地方のどこで暮らす方がワークライフバランスが良いのか?

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最近、都心回帰って言葉をよく見かけます。

私立大学も郊外ではなく、都心にキャンパスを集める流れができているみたいですね。

今回はどこで暮らすととワークライフバランスを高めることができるのかを考えたいというテーマです。

ワークライフバランスは何を重視する?

一口にワークライフバランスといっても、人それぞれ感じ方は異なりますよね。

①お金

② 時間

③働き方(職場環境)

上記の3つのバランスがよければ、ワークライフバランスが良いと言えるのではないでしょうか。都心・地方・郊外は、当然ながら「場所」ですので、お金と時間がより関わってくるところですよね。

 

都心で暮らすと便利?

都心(東京都)には様々企業やお店が並んでいますよね。大きな企業からすれば、取り引き先が近い方が当然仕事がしやすいでしょう。移動時間を減らすことができます。そのため、「仕事のしやすさ」では都心が有利ですね。

また、消費者としても都心は流行の最先端のお店が集まりやすく、またアミューズメント施設などの娯楽が多いこともメリットがあります。

しかし、物価が高いため、コストはかかってしまします。

<総評>

「時間」:◎

「お金」:△

 

地方で暮らすと生活が楽?

地方の強みはなんといっても物価の安さでしょう。

家賃で比較してみるとがわかりやすいですが、都内23区で1Kの平均家賃は6万円(江戸川区)~11万2000円(千代田区)と幅がありますが、だいたい「7万5000円」が中央値のようです。(東京23区の家賃相場:賃貸物件サイト【CHINTAI】

東京都23区「7万5000円」

一方、地方ではどうでしょうか?

・北海道札幌市中央区「4万2500円」

・宮城県仙台市青葉区「4万2000円」

・愛知県名古屋市中区「6万円」

・大阪府大阪市鶴見区「6万2000円」

・広島県広島市中区「5万8000円」

・愛媛県松山市「3万5000円」

・福岡県福岡市博多区「4万5000円」

家賃相場・賃料相場を探す:賃貸物件サイト【CHINTAI】

はい、上記をご覧いていただけると一目瞭然ですね。

圧倒的に地方が安いです。固定費を1万3000円~4万円も抑えられる事実は非常にメリットだと思います。(というか、こんなに違うんですね・・・。びっくりしました(笑))

 

また、自然豊か満員電車が少ない地方は通勤ひとつを見てもストレスが軽減されます。(通勤は車移動がメイン)

<総評>

「時間」:〇

「お金」:◎

 

郊外で暮らすことが理想?

郊外のメリットは家賃などの物価が都心部と比べて安いことですよね。

安いにもかかわらず、都心部へのアクセスも良好という、地方と都心部の良いとこ取りをしている印象です。

 参考までに、郊外(東京23区外、埼玉、千葉、神奈川)の家賃相場(1K)を比較します。

・東京都八王子市「4万円」

・神奈川県川崎市多摩区「5万円」

・埼玉県さいたま市大宮区「6万2000円」

・千葉県船橋市「5万8000円」

八王子駅周りもほどよく栄えており、ショッピングもしやすい街ですが、家賃相場は「4万円」。東京都も23区を出てしまえばかなり物価が安くなるということですね。

 

デメリットは、都心と比べ、通勤時間が長くなってしまうことです。「時間」の面では課題が残ります。

<総評>

「時間」:△

「お金」:◎

 

まとめ

物価が安く、かつ都心へのアクセスが良好の「郊外で暮らす」ことが最もワークライフバランスが良いのではないでしょうか?

課題は通勤時間が長くなりがちですので、通勤時間をより効率的に使う方法を考える必要がある点です。

地方は「時間」、「お金」ともに良いのですが、企業(仕事)が少ないということ、都心(東京都)へのアクセスが悪い点がデメリットとして挙げられます。これらの課題が解消できているならば、地方での生活も選択肢に入ります。私は満員電車が大嫌いですので、将来的には地方でゆったり働くことも良いかなーと思っています。