平成最後の2月、バレンタインが近いとある土曜日。
池袋にてひっそりとITパスポート試験を受けてきました。
今回の試験は仕事が繁忙期ということもあり、勉強時間が非常にタイトでしたが…きっちり合格することができました!
しかし、振り返ってみると勉強のために実際に取れた時間は3日間…。
正直運が良かったというのもありますが、今回かなり効率的に勉強することができたので、ぜひ紹介させてください。
- ITパスポート試験って?
- ITパスポート試験を受ける意味は?
- 合格基準を知っておこう
- 私が実践した3日間オススメ勉強法!
- 試験中のポイント
- 反省点
- 無料で勉強したい...そんなあなたへとっておきのツール
- まとめ
ITパスポート試験って?
まず始めにITパスポート試験ってどんな試験なのかご存知ですか?普段ではあまり聞くことがないこもしれません。しかし、ITパスポート試験…実は国家資格なんです!
ITパスポート試験を実施している独立行政法人であるIPA(情報処理推進機構)によると、以下のように説明されています。
ITパスポート試験は情報処理技術者試験の一試験区分であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験である。
そして、“ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる”
また試験実施が年に何回と決められているわけではなく、たくさんの会場で随時実施されています。そのため、ある程度は自分の好きな場所で、好きな日時で受験することが可能です。
もし一度で受からなくても、受かるまで何回も繰り返し受験可能ということですね!
ITパスポート試験を受ける意味は?
私が受けた理由は、ITスキルの勉強を始めようと考えたためです。
ITパスポートは基本的なITスキルであり、情報系の入門にふさわしい資格です。
(IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧より引用)
AI、RPA、IoTなど最近のITの進歩はすさまじいものがあります。プログラミングが完全にできるようになるには非常に時間がかかりますが、ITの基礎知識を身に着けることで、今後のビジネスチャンスを逃がさないようにできるかもしれません。
そのため、まずはITスキルの入門であるITパスポート試験を受験しました。
合格基準を知っておこう
合格基準が以下のように決められています。(1)と(2)の両方の基準をクリアすれば合格できます。
(1)総合評価点
600点以上/1,000点(総合評価の満点)
(2)分野別評価点
・ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
・マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
・テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
1. 3つの分野ですべて300点以上/1,000点を超える
2. 総合評価点で600点以上/1,000点を取る
1、2の両方を満たすことができれば合格です。
各分野で、60%以上の正解率があれば、総合評価点をクリアできると考えてもらえれば問題ありません!
ちなみに問題数は全部で100問であり、また試験終了後に点数表示されますので、すぐに合格か不合格かを知ることができます。
私が実践した3日間オススメ勉強法!
私が実践した勉強方法はとにかく過去問を解くことです。といつつも分厚い参考書をガリガリで読んだりとか問題集をガリガリ解いていたというわけではありません。
私が実践した勉強法はこちらです。
(1):過去問を一度解く
(2):間違えた問題のみを再度解く
(3):(2)の解説をしっかり読み。理解する
(4):(1)~(3)を繰り返す
シンプルな方法ですが、これが一番確実な方法かと思います。
勉強していて今回私が実感した合格のコツ(要因)を紹介します。
合格のコツ①
効率的に勉強可能な過去問題集を使って勉強する
(後述の問題集を使用しました!)
合格のコツ②
間違えた問題のみを繰り返す
はじめに問題を解き、正解すれば〇、不正解ならば×の印をつけます。
二回目以降は×のついた問題のみを解くことで、既に理解している問題に時間をかけることなく効率的に勉強することが可能です。
3日間という短時間で合格するためには既に解くことができる問題に割く時間は1秒もありません。×印をつける作業は必須です。
教材
私が効率的に勉強できたのは問題集選びが大正解だったということに尽きるでしょう。
では紹介したいと思います。
私が使った教材はこちら!
(全文PDF・単語帳アプリ付)かんたん合格 ITパスポート過去問題集 2019年度 春期)
はい、こちら過去問も5回分ありますので量も十分ですし、なんといってもお安いのがメリットです!
価格が1,180円(税抜き)です。他の資格試験の参考書って2,000円超えが当たり前、3,000円以上も珍しくないですよね。それらと比較すると非常にリーズナブルだと思いませんか?
もちろん、価格以外にも選んだ理由があります。
Point①:見開きページで見やすかったこと
基本的な構図が、左側に過去問、右側に解答解説となっていました。この形式の問題集を解いたことある方なら理解しやすいかと思いますが、この構図は非常に勉強しやすいのが特徴でした。
今までは問題と解答が別冊になっている問題集ばかりを使っていましたが、今回のITパスポート試験の勉強で見開き完結型の問題集の良さを実感しました。問題を解いてすぐ確認できるのでスピード感が全然違います!
超短期間で合格するためには、このような時短の意識も必要です。
Point②:解説が適量
左:過去問、右:解答解説の構図であり、すべて詳細に解説していては到底収まりきれませんよね。この過去問題集は解説量が適量であり、問題を解くために必要な知識がコンパクトにまとめられています。他の参考書など不要で、この一冊で完結します!
試験中のポイント
試験はPCを使用して受験することになります。
試験問題は全部で100問、試験は3つの分野から出題されます。
合格の可能性を上げるテクニックを1つご紹介します。
テクニック:問題の中に、解答のヒントがある!
具体例でいいますと、
1問目「〜多様性を認める考え方はどれですか?」という問題に対する選択肢が以下であるとします。
(ア).アクセシビリティ
(イ).ダイバーシティ
(ウ).ディジタルディバイド
(エ).ディジタルデモクラシー
あなたは答えがわかりませんでしたので、
ひとまず(ウ).ディジタルディバイドを選びました。(…という設定です)
そして67問目でこのような問題が出てきました。
PCやインターネット上を利用できるか否かで格差が生じるディジタルディバイドですが~
その時にあなたは気付きます。
「1問目で選んだ(ウ).ディジタルディバイドって違うじゃないか!」と。
(…ちなみに正解は(イ).ダイバーシティです。)
実際に私が受験した際は4,5問はそのような問題がありました。
本当にただの受験のテクニックになってしまいますが、参考になれば幸いです。
反省点
過去問を2回分を集中して回しましたが、欲を言えば4回分は解いて知識に厚みをつけるべきでした。
当記事をご覧くださっている方で、試験まで時間に余裕がある場合は2回分とは言わずに、3回、4回分とより多く解くことをおすすめします。実際に試験を受けた手ごたえからすると、個人的には4回分の知識量であればまず間違いなく合格することができると思います。
無料で勉強したい...そんなあなたへとっておきのツール
どうしてもお金をかけずに勉強したい...そんなあなたはこちらがおすすめです。
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(私は一覧性が高い、かつ紙面での勉強が好みであったため、前述の過去問題集を一点集中で利用しました。)
まとめ
今回ITパスポート試験に合格することはできましたが、8割にも満たない点数での合格でした。これでは、知識が完璧に身についたとは言えません。これで満足せずに、より上位資格(基本情報処理者など)にも挑戦するなど、ステップを踏んでスキルを向上したいですね!
受験の申し込みは公式サイトからどうぞ!